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野間瞳リリースCDのご紹介 [野間瞳CD Discography]

DINDI

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Jazz Life 

1996年3月号

(河原英三氏)

自然な表現力で、今後が期待できるヴォーカリスト

最近の日本のヴォーカル・シーンは、健全な方向に向いていると思う。一時の「ネコも杓子もジャズボーカリストでござい」現象の時は辟易としたものだ。

現在は歌に魅力のない人たちが淘汰され残ってる人はそれなりの実力派たちだから素直に歌を楽しめる。

さて、そのヴォーカル・シーンに魅力的な新星が現れた。

野間瞳という人はこのアルバムで初めて聴いたのだが、まずとても巧い。さらに若手にありがちな、ヴォーカル・スクールで習ったフレーズをこねくり回して、、という印象がないのだ。

彼女の場合は素直な歌い方ですごく自然。不満がないわけではないが、声もいいし、かなり活躍するヴォーカリストになるだろうと期待できる。


Swing Journal

1996年3月号

(瀬川昌久氏)

野間瞳(前は和子といった由)という歌手は記憶になかったのだが、この8曲入りのCDを聞いて驚いた。うまい。

1(The Song is You)の快調なリズムの乗り、よく伸びる声、巧みなフレーズのつなぎ方、頂点の作り方、ややハスキーな声がジャズ向きだ。英語の発音も悪くない。2(No More Blues)は更にうまいが、少し叫びすぎなところがある。3(Little Girl Blue)のロジャース=ハートの悲しいバラードを一転して噛み締めるように歌うのは立派だ。8(My Foolish Heart)も日本人でこれだけうまく歌ったのは聴いたことがない。こういう本格的な歌唱なら、まだ伸びる。安藤伸彦以下の伴奏もうまい。



hitomi sings emily

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日本を代表するピアニストで、アレンジャーでもある大徳俊幸が全曲アレンジ担当。メンバーは、ベテラン山口真文から若手の中でも実力、人気ともNo.1の川嶋哲郎、松島啓之、安ヵ川大樹らが参加し、野間瞳渾身のCDが出来上がった。大徳俊幸のアレンジは、ダイナミック!時にはビッグバンドをバックに歌っているのでは、と錯覚してしまう。

ジャズの世界に新しい風を吹き込む『Skip Records』の記念すべき第一作目!!



You're The Top!

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三管アレンジとトリオをバックに歌っており、構成が多彩。

メンバーは、小池修、大坂昌彦、佐々木史郎を始め、今大活躍 中の一流どころばかり。

アレンジは全て青柳誠で。斬新さ、センスの良さ、かわいらしさが随所に出ている。

日本最高の設備を誇る、横浜ランドマークスタジオで録音。


ライナーノーツは瀬川昌彦氏に書いて頂きました。

『新鮮な感覚と意欲的な歌唱法で人気の高いジャズボーカリスト、野間瞳の第三作目が登場した。コール・ポーター、ハロルド・アーレン、リチャード・ロジャース、デューク・エリントン、ベ ニー・カ-ターらの同じスタンダードでも内容の濃く相当高度の歌唱力の要求される歌曲を選んだところに野間瞳の意欲と趣味の良さがうかがえる。』ライナー ノーツより


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